つみたてHEROのまったり投資

凡人サラリーマンの投資記録

投資に関する制度利用の優先度

つみたてHEROです。

NISAや確定拠出年金など、投資に関する国の制度はいろいろありますが、どれを優先して埋めるべきでしょうか。
私は以下の順番と考えています。

1. つみたてNISA
これが最優先ですね。
20年間非課税、資金拘束なしというのは非常に大きいです。
個別株やETFを買い付けられないのが強いて言えば難点ですが、選定されている投資信託は投資先もコストも悪くないので、大きな問題にはならないです。
枠が少ないとはよく言われますが、これだけで完結させるわけではないですし、ベースロードとしては悪くないです。
私は今年からつみたてNISAに移行し、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に上限まで投資しています。

2. 未成年口座(特定口座 源泉徴収なし)
年間33万程度までなら、基礎控除で税金がかからないというのは大きいです。
私の入金力では年間33万の利益を出し続けるのは至難の業です。
配当には税金がかかりますが、キャピタルゲイン狙いのポートフォリオにすれば問題ありません。
私の子供はまだ小さいので、時間も十分に取れてある程度利益を出すことは出来そうです。
ただ今のタイミングだから優先度を二番目にしましたが、十年後だと少し変わるかと思います。
当然二十歳になったら証券口座を子供に渡す必要がありますし、高校生や大学生になったらアルバイトもするでしょうから基本的には中学卒業するまでにexitしようと考えてます。
出口戦略は少し工夫が必要ですね。
その気になれば短期売買も可能ですが、子供の金融教育の題材に使いたいので毎月定額でSBI VOOを買付しています。
リセッションが来たら、うねり取りに使っても良いかもしれません。

3. 企業型DC
60歳まで資金拘束があり、退職金との兼ね合いで税金がかかる可能性はありますが、給与天引きで資産形成できるメリットと、上手くやれば退職控除が使えるのは魅力的です。
私の年齢なら投資期間も長くとれるので、老後も割と安心という感覚です。
出来れば米国株に投資したかったのですが、私の勤務先では取り扱っていなかったのでKOKUSAIを毎月上限まで買っています。

4. 特定口座
上の三つと比較すると、利益に20%税金がかかるという時点で魅力は半減です。
もちろん現金で眠らせておくより遥かにマシですが。
今はコツコツとドル転しながら毎月VTIとMMFをつみたてていますが、これを将来的にどうするかは未定です。
上記の3は天引きなので別として、1と2の入金力を維持できるかで変わってきます。
維持できそうなら、リタイアするまでは変わらずつみたて続けます。
維持が難しそうなら、適宜円転して1と2の原資に充てます。
一応今の貯金を充てていけば5年ぐらいは入金し続けられる見込みなので、それぐらい分散すればおそらくプラスにはなっているでしょう。
税金かかっても定期預金よりはマシ、ぐらいの感覚です。

ちなみに国内の株主優待は完全にお遊びですね。
こちらは適当なタイミングで売り払って、資金を未成年口座に移した上で楽しんでも良いのかもしれません。

番外編 使わない制度
・通常NISA
去年まではこちらを使っていました。
制度としては決して悪くないのですが、つみたてNISAの20年非課税にはかなわないですね。

・ジュニアNISA
廃止が決まっています。
18歳までの資金拘束の割に、2と比較してメリットが小さいです。
購入手数料と配当課税がなくなりますが、源泉徴収なしで33万円まで非課税のメリットの方が遥かに大きいです。
だから廃止されたのかもしれません。

ここら辺の活用優先度に気づいたのが最近なのが悔やまれます。。。
わかってたらドル転して特定口座で直接ETFを買い付けるようなことはせず、未成年口座で円のまま投信を買う方に集中していたでしょう。
まぁ今の内からドルでの運用の練習と勉強をしている、ということにしておきます。

それでは皆様、ご安全に!

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