つみたてHEROのまったり投資

凡人サラリーマンの投資記録

移管時の基準日と価格

NISA期間が終わってロールオーバーしないときに特定口座に移管されますが、気になって調べてみたら取得日や取得価格はNISA口座で買い付けた日ではなく、NISA口座から特定口座に移管した日が基準になるとのこと。
ということは非居住者になってNISA口座から一般口座に移されたときも、多分同じ対応になるはず。
だから海外赴任のタイミングでリセッションが来たら、一般口座でその低い価格で買い付けたことになって、帰国後値上がりしたら移管時の価格を基準として値上がり益に課税されるのか。
これは結構しんどいな。。。
もちろんロールオーバーしなかった場合も同じ現象は起こるけど、海外赴任の場合は非居住者である間買い増しができないのが辛い。

やっぱり海外赴任中もNISA口座を維持できるか、帰国後NISA口座に戻せるようにしてほしいなぁ。
それが無理なら、せめて移管前の取得したときを基準にしてほしい。

国策なのでNISAには極力乗っかりたいところですが、細かく見ていくと粗がある制度だなぁと思います。
NISA、ジュニアNISA、つみたてNISAとありますが、質の良い商品を広く提供して貯蓄から長期投資への流れを促すという意味では、制度としてはつみたてNISA一本に集約した方が良いのではというのが個人的な考えです。
初心者はつみたてNISAで指数連動型の投信で資産形成、中級者以上はつみたてNISAでベースを築きつつアクティブファンドや個別株を特定口座で取引、というイメージです。
まぁそうなったら正直今の私のやり方でのNISAのメリットは半減しますが、それに合わせた戦略をとるだけです。
貯蓄から投資へ、という動きを加速させたいなら、最低でもそれぐらいのことはする必要があるのではないでしょうか。
ただ過渡期に制度が乱立してしまったせいで、実現しようとすると激変緩和措置が難しそうですね。

ちなみにもしつみたてNISAのみになったら、まずは自分と子供の口座で米国株指数連動型投信にコツコツつぎ込んで、キャピタルゲインを狙うことになると思います。
ドル転は当面は100円切るような相場のときだけで、ドル建ETFの買い付けはしばらく中止してなるべくつみたての方に回す感じかな。
ある程度のキャピタルゲインが得られたら利確しつつドル転を進めて、高配当株でポートフォリオ組めばじぶん年金の夢に一歩近づけそうです。

というか、別につみたてNISAのみにならなくても、来年からこの戦略で進めても何ら問題ない気がしてきました。。。
まだ年明けまで時間はあるので、何が自分に一番合ってそうかじっくり考えます。

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